出版社:南山堂
日本骨代謝学会グルココルチコイド誘発性骨粗鬆症の管理と治療のガイドライン作成委員会(委員長 田中良哉)・編
2023年8月1日 ISBN:9784525239619
本ガイドラインは,日本骨代謝学会によって2004年に策定された『ステロイド性骨粗鬆症の管理と治療ガイドライン』の改訂版である.近年,骨粗鬆症薬の開発,本疾患に対する薬剤の評価が精力的に行われ,膨大なエビデンスが蓄積してきた.そこで,本疾患の診療のエキスパートがこれらの科学的根拠を基に合議的会議を経て,現状における最善の診療法,治療法の「推奨」をまとめ,『グルココルチコイド誘発性骨粗鬆症の管理と治療ガイドライン2023』として発刊することとなった.本ガイドラインは,グルココルチコイド(ステロイド)で治療を行う疾患の担当医全般を対象としており,骨粗鬆症診療が専門ではない一般の医師にもおすすめする. 9784525239619
CQ 1 グルココルチコイド誘発性骨粗鬆症の患者数,QOLや予後は?
CQ 2 グルココルチコイド誘発性骨粗鬆症の発症の危険因子は?
CQ 3 グルココルチコイド誘発性骨粗鬆症の発症と副腎皮質ステロイドの投与量との関連性は?
CQ 4 グルココルチコイド誘発性骨粗鬆症の診断に有用な症候,検査,画像所見は?
CQ 5 グルココルチコイド誘発性骨粗鬆症の日常生活指導,栄養指導は?
CQ 6 グルココルチコイド誘発性骨粗鬆症の薬物治療開始の基準は?
CQ 7 活性型ビタミンD薬はグルココルチコイド誘発性骨粗鬆症に対して有用か?
CQ 8 ビスホスホネート製剤はグルココルチコイド誘発性骨粗鬆症に対して有用か?
CQ 9 SERMはグルココルチコイド誘発性骨粗鬆症に対して有用か?
CQ10 PTH1受容体作動薬はグルココルチコイド誘発性骨粗鬆症に対して有用か?
CQ11 抗RANKL抗体はグルココルチコイド誘発性骨粗鬆症に対して有用か?
CQ12 抗スクレロスチン抗体はグルココルチコイド誘発性骨粗鬆症に対して有用か?
CQ13 活性型ビタミンD,SERM,ビスホスホネート,PTH1受容体作動薬,抗RANKL抗体,
抗スクレロスチン抗体の間で有用性に相違は認められるか?
CQ14 小児に対するグルココルチコイド誘発性性骨粗鬆症の予防と治療は?
CQ15 高齢者に対するグルココルチコイド誘発性骨粗鬆症の予防と治療は?
CQ16 妊娠可能年齢の女性に対するグルココルチコイド誘発性骨粗鬆症の予防と治療は?
CQ17 グルココルチコイド誘発性骨粗鬆症に伴う脆弱性骨折の外科的治療は?