出版社:南山堂
西嶌渡・著
2024年8月1日 ISBN:9784525370619
頭頸部管腔構造の理解が疾患の治療戦略につながる 本書は筆者の45年にわたる頭頸部腫瘍を中心とした頭頸部疾患の治療経験をもとに,頭頸部にある各臓器・組織の解剖学的知識・知見を集積したものであり,45年間の経験で培った臨床的概念・外科的治療の中で気づいた解剖学的解釈を散りばめた珠玉の一冊.これらにより頭頸部領域の診療のための深度高い理解が可能となる. 9784525370619
第1章 管腔構造の概念─嚥下機能と管腔構造との関係─
第2章 管腔構造における上咽頭の考え方
第3章 管腔構造における頭蓋底の考え方
第4章 管腔構造における中咽頭の考え方
第5章 管腔構造における下咽頭の考え方
第6章 管腔構造における口腔の考え方
第7章 管腔構造における鼻・副鼻腔の考え方
第8章 管腔構造としての「間隙」
第9章 管腔構造としての「窩とトンネル」
第10章 頭頸部領域の自律神経支配
第11章 臨床症状と関連する皮膚と粘膜
第12章 粘膜と皮膚に関連する手術操作
第13章 頭頸部癌の臨床における主な対処方法