出版社:丸善出版
奥山格・石井昭彦・箕浦真生・著
2023年10月30日 ISBN:9784621308387
全国の有機化学講義担当者へのアンケートによる意見をもとに構成された日本の大学のカリキュラム・教育事情に配慮し、学習しやすい現代の有機化学の教科書。有機化合物の成り立ちと有機化学反応を支配する電子の流れ、反応機構、反応の推進のしくみを理解することにより、興味をもって学ぶことができる。1~2年間の有機化学コースに対応できるようにコンパクトにまとめながら、数多くのコラムや図・反応式と、例題を使って理解を深めるように工夫している。また、多くの演習問題を収載。ホームページ”有機化学 Plus on Web” では、反応例やより詳しい解説を加えて教科書を補完するとともに、演習問題や三次元分子モデルで学習できるように配慮。改訂3版では、読者・教科書採用頂いた先生がたからのご要望や改善点を反映。本書の演習問題の解答と、本書に掲載しきれなかった演習問題と解答は、別売の“問題の解き方”で詳しく解説。 9784621308387
序 有機化学:その歴史と領域
1 化学結合と分子の成り立ち
2 有機化合物:官能基と分子間相互作用
3 分子のかたちと混成軌道
4 立体配座と分子のひずみ
5 共役と電子の非局在化
6 酸と塩基
7 有機化学反応
8 カルボニル基への求核付加反応
9 カルボン酸誘導体の求核置換反応
10 カルボニル化合物のヒドリド還元とGrignard反応
他23