カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ サイトマップ
RSS
 

殺人は容易ではない アガサ・クリスティーの法科学

出版社:化学同人
Carla Valentine・著・久保美代子・訳
2023年12月15日 ISBN:9784759823523

殺人は容易ではない アガサ・クリスティーの法科学

価格:

3,080円 (税込)

購入数:
返品期限・条件 返品についての詳細はこちら

あの有名作品からマニアックな短編まで ミステリの女王、アガサ・クリスティーが 作品に織りこんだ法科学を徹底分析! ・デビュー作『スタイルズ荘の怪事件』で示された指紋の正確な知識 ・微細証拠の存在が有罪の決定打とならないことを示す『マギンティ夫人は死んだ』 ・銃を嫌っていたクリスティーが『ナイルに死す』へと結実させた弾道学 ・筆跡の違いが手掛かりとなる『オリエント急行の殺人』 ・痕跡証拠が存在しないことが重要な意味を持つ『ゴルフ場殺人事件』 ・『ポアロのクリスマス』で用いられた血液凝固に関する意表をつくトリック ・検死解剖の詳細を徹底的に調査したことがうかがえる『エッジウェア卿の死』 ・現実の中毒事件解決にも貢献した『蒼ざめた馬』のリアリティあふれる描写 稀代のストーリーテラーとして,世界中で愛されているアガサ・クリスティーは, 法科学の専門家ともいえる一面を,その物語から垣間見せてもいる. 本書では,ポアロやミス・マープルといった魅力的な登場人物を通して描かれる法科学を紹介し, “法科学者”としてのクリスティーに焦点を当てる. 現実の事件に影響を与えるほどのリアリティで描かれる世界を, 最新の法科学の知見から読み解く. 9784759823523

はじめに――犯行現場
第1章 指紋
第2章 微細証拠
第3章 法弾道学(銃器)
第4章 文書と筆跡
第5章 痕跡、凶器、傷
第6章 血痕の分析
第7章 検死
第8章 法医毒物学
結論――ゼロ時間へ

ページトップへ