出版社:金芳堂
木山博資・遠山正彌・編
2025年3月10日 ISBN:9784765320306
医療関連領域の学生が人体の構造(解剖学)と機能(生理学)の膨大な知識を理解できるよう簡潔にまとめた1冊 近年、医学の分野ではがん免疫療法や遺伝子治療などの画期的な進展が見られます。しかし一方で、精神疾患や機能性身体症候群のように、原因が十分に解明されていない疾患も依然として多く存在します。こうした疾患の治療を目指すには、解剖学や生理学といった基礎医学の理解が不可欠です。これらの学問は、正常な身体の構造や機能を明らかにするものであり、現在も進化を続けています。 また、解剖学や生理学は生化学や薬理学などの他の基礎医学分野と密接に関わっており、決して独立した学問ではありません。そのため、これらを学ぶ際には関連分野とのつながりを意識することが大切です。そして、医学は常に進歩し続ける分野であるため、新しい知識を積極的に学び、変化に適応する姿勢が求められます。 本書では、基礎知識を確実に身につけられるよう、内容を整理し、可能な限り最新の知見を取り入れて改訂しました。 9784765320306
1章 人体の構成
2章 声帯の防御機構(血液と免疫系)
3章 循環系
4章 神経性調節(神経系)
5章 液性調節(内分泌系)
6章 運動器系(筋骨系)
7章 呼吸の機構
8章 栄養摂取の機構
9章 排泄の機構(泌尿器系)
10章 性と生殖に関する機構