出版社:シーエムシー出版
大澤俊彦・監
2025年1月10日 ISBN:9784781317885
2015年発表の「厚生労働省 人口動態統計」のデータによると、日本人の死因は、悪性新生物、肺炎、老衰、その他を合わせて76.1%に比較して、心疾患、脳血管疾患は合わせて23.9%となり、4人に1人は血管・血流障害が原因とされている。このような背景で、今、特に求められているのは、血管・血流障害の発症を予防する一次予防、なかでも、健全な食生活である。今までに、健全な食生活を求めた多くの疫学研究が行われ、食事が重要な予防因子の一つであることが示され、科学的な根拠に基づいた機能性食品の開発に大きな注目が集められてきた。 本書では、血流改善効果のある成分の探索研究や製品化事例について最新知見をまとめることで、広く食品産業に関わる研究者や技術者にとって機能性食品・サプリメント・化粧品等の商品開発の一助となるとともに、アカデミアの多くの研究者にとっても必要な情報源となりうるものと確信する。 9784781317885
【第I編 総論】
【第II編 血流評価法】
【第III編 血流改善素材・成分】