出版社:日本医事新報社
山本基佳・著
2024年3月19日 ISBN:9784784946082
ER診療を「季節」の観点から捉えた1冊。コモンなものから比較的稀なものまで、ERで遭遇しうる疾患を集めて解説しました。例えば「けいれん+意識障害」。頭蓋内疾患・てんかん・低血糖が鑑別に挙がりますが、夏には熱中症、秋には銀杏中毒、冬には一酸化炭素中毒+シアン中毒が鑑別の上位に加わります。「季節」というスパイスを加えると、その後のマネジメントが大きく変わる─。そんな疾患を集めました。冒頭に「最重要ポイント」を提示。以降、「キーポイントコレクション(日常臨床への直結点)」「本疾患がなぜ重要か」「病態・所見・診断(診断で役立つ知識)」「治療・方針(ERでどこまで行うべきか)」「その他の重要事項(鑑別疾患・ピットフォールなど)」で構成されています。当直の夜に先輩から聞くような、楽しい雑学も随所に登場。 9784784946082
● 春の救急 ●
● 夏の救急 ●
● 秋の救急 ●
● 冬の救急 ●