出版社:じほう
荻野浩・鈴木みずえ・山田実・編
2023年9月24日 ISBN:9784840755313
医療事故のうち転倒・転落が占める割合は年々拡大しており、急性期病院、回復期病院、そして生活期の施設での転倒・転落予防は喫緊の課題となっています。さらに、在宅高齢者でも転倒・転落による事故が増加していることから、転倒・転落が原因の死亡者数は交通事故死数を上回っています。 本書は、そうした転倒や転落のリスクを最小限に抑えるための方法や、疾患ごとの適切な対応策、注意すべき薬剤、そして万が一、転倒・転落が発生した場合の適切な対応方法をさまざまな職種の方々が活用できるように、各分野の専門家や関係者が、それぞれの立場から知識や実践方法を提示しています。さらに、臨床現場でよく出会う疑問についてQ&A形式で解説しています。 9784840755313
第1章 転倒・転落のリスク因子とリスク評価
第2章 転倒・転落予防のためのケア・患者指導
第3章 環境整備
第4章 病態・疾患別の対応
第5章 転倒・転落事故への対応
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