出版社:理工図書
桑名俊一・編著
2024年9月30日 ISBN:9784844609667
既刊『新版 生理学(メディカルスタッフ専門基礎科目シリーズ)』を基にしつつ、対象を看護学生に絞って編んだもの。高いレベルの生理学知識を平易にしかも系統的に記述するという方針はそのままで、看護実践者においても十分活用できる。 編者は、長年にわたり高校を卒業したばかりの看護学生に生理学を教えてきたが、生理学と専門の看護学の間に隔たりがあるため、生理学に対して興味を失う学生が少なからずいることを実感した。この隔たりをなくすため、本書では「成長と老化」という章を設け、胎児から老人までのそれぞれのライフステージの生理機能の特徴を記載した。これにより、看護専門分野の母性看護学、小児看護学、成人看護学、老年看護学との関連性が理解できるはずである。また、看護と生理学との関係を意識させるために、臨床で必要な知識・技術に関する知見をコラムに追加した。 9784844609667
第1章 生理学の基礎
第2章 神経系の基本的機能
第3章 神経系の機能
第4章 感覚の生理
第5章 筋肉・運動の生理
第6章 運動の制御機構
第7章 血液の生理
第8章 生体防御
第9章 循環の生理
第10章 呼 吸
第11章 消化・吸収
第12章 栄養・代謝
第13章 腎臓の生理
第14章 体液の恒常性
第15章 内分泌
第16章 体温の調節
第17章 成長と老化