出版社:遠見書房
野島一彦・著
2024年8月25日 ISBN:9784866162003
本書は,50年以上にわたって日本のエンカウンター・グループの実践と研究を牽引してきた著者による論文集です。 エンカウンター・グループは,ロジャーズらの実践から始まり,近年ではコミュニティ・アプローチの方法論としても再評価されています。 本書では,エンカウンター・グループの方法論を余すところなく伝えるとともに,グループのダイナミズムや特長を生き生きと描き出しています。グループ・アプローチを学ぶ最初の一歩として,グループ体験の魅力に出会える一冊となるでしょう。 グループ・アプローチに関わる専門家の方にも,エンカウンター・グループ未体験の方にもぜひお読みいただきたい論集となりました。 9784866162003
第1章 エンカウンター・グループ構成論
第2章 エンカウンター・グループ・プロセス論
第3章 エンカウンター・グループにおける個人過程―概念化の試み
第4章 エンカウンター・グループのファシリテーション
第5章 三タイプのエンカウンター・グループについての検討
第6章 構成的エンカウンター・グループにおけるHigh LearnerとLow Learnerの事例研究
第7章 構成的エンカウンター・グループと非構成的エンカウンター・グループにおけるファシリテーター体験の比較
第8章 精神科デイケアにおける心理ミーティング25年の検討
第9章 心理ミーティングとエンカウンター・グループの比較検討
第10章 大学院におけるエンカウンター・グループ・ファシリテーター養成プログラム
第11章 わが国のエンカウンター・グループの歴史的変遷