出版社:協和企画 発売日 :2013年11月28日 監修 :大田健 作成 :一般社団法人日本アレルギー学会喘息ガイドライン専門部会 ISBN :978-487794-159-8 判型 :B6判
喘息を重症度ではなく治療内容の強弱に沿った「治療ステップ」を明確にしたJGL2012 を基盤に作成され、治療の目標を、理想として無症状を完全なコントロール状態と位置づけ、コントロールの達成と維持であることを強調しました。さらに発作治療を「発作治療ステップ」として治療内容の強弱で整理しました。また、長期管理における吸入ステロイド薬の投与量について中用量と高用量を1用量としました。そして、喘息の悪化に関与する修飾因子を整理し、特に合併症として、COPD、鼻副鼻腔疾患、喘息を伴う血管炎や好酸球肺炎、心不全、GERD などを取り上げ、さらに喘息死ゼロを目指す上で高齢者への対応を充実させるなど、JGL2012 の本文を要約して、発刊以後に得られた最新の知見を反映し、新しい薬剤に関してもその使用経験を踏まえて盛り込まれています。