出版社:すぴか書房
細川順子・著
2025年3月15日 ISBN:9784902630336
看護教員時代に「気がかり」に思ったことが記された資料(学生の提出記録、卒業生の寄せ書き、新聞の切り抜き、etc.)の束をほどき、「手当たり次第に読んでいった」著者の心に、かつて「宿題」にしたまま決着のついていないあれこれが蘇る。科学的な「正しさ」の追求が「最善の看護」になるとは限らない。その「最善」を追求する教育はどのように行なわれているのだろうか? 科学的説明や理論に向かう以前(あるいは同時)に、人間的な「思いやり」を原点とする臨床的な営み=ケアリングがある。それを「看護の知」にしていかなければならない。看護師・教師を人生そのものとする著者(86歳)の内省と、現在進行形の思索の旅。 9784902630336
Ⅰ.
Ⅱ.
Ⅲ.
Ⅳ.
Ⅴ.
エピローグ 補遺-1 補遺-2 あとがき 謝辞